「 決戦 」 一覧

53 -砂漠の夜

影の境界線 -異世界干渉編- 53 -砂漠の夜  よくよく考えれば、この世界ですら宇宙の1つであり、恒星系の星は影響を与えている。その恒星を司る神の座に着けた者に信者が増え、力は増す。  傲慢になるの …

52 -各々の帰り道

影の境界線 -異世界干渉編- 52 -各々の帰り道  ケケイシが始末したのだから「助けるに見合わない相手」だったのだと新月丸も判断し、あとは砂漠での自然分解に任せる。  死体からさほど離れていない所に …

51 -逃げ道の終戦

影の境界線 -異世界干渉編- 51 -逃げ道の終戦  短剣といっても刃渡り30センチほどはある。眉間から脳幹まで刺し貫けば、治療は難しく即死する。損傷部位から考えて、復活魔法も難しいし、場合によっては …

50 -逃げ道の戦い

影の境界線 -異世界干渉編- 50 -逃げ道の戦い  自分だけなら、逃げるのも可能かもしれない。  戦うにしても、何も守らず戦いに集中できるのなら、どうとでもなりそうだ。  しかし、戦えない者を守りな …

49 -国王の手紙

影の境界線 -異世界干渉編- 49 -国王の手紙  月光国の王は、弱者ではなく強者。  悔しいが、自分では太刀打ちできないくらいの強さを、身をもって知ってしまった。  今更、気がついても時すでに遅し、 …

48 -正体

影の境界線 -異世界干渉編- 48 -正体  ──新月様の力……この世界では魔力の強さを魔素値で示すっすね。  そう、前置きをして話し始める。  新月様は前に言っていたっす。 「自分が持つ魔素の限界ま …

47 -月光国の状況

影の境界線 -異世界干渉編- 47 -月光国の状況  少年ぽい見た目。  どこか幼さが残る雰囲気。  それでいて、落ち着き過ぎているところがある。  何が起きても動じず、口調も軽い上におふざけ感を出す …

46 -真・陽炎天柱

影の境界線 -異世界干渉編- 46 -真・陽炎天柱 「信じる者と神との関係をここに結び……限界を越える限界をこの身に宿し……この地と神のご加護……」  ケプシャルの周りに熱が集まり、それが光を放ち始め …

45 -闇と消失

タイトル(全角15文字) ここに本文を記述 影の境界線 -異世界干渉編- 45 -闇と消失  魔素の高さを圧で感じる。  空気が水みたいに纏わりつく。  経験のない重さで動きが鈍るのを感じた。  上か …

自動販売機の水

短編小説「ヨルノコエ投稿作品シリーズ」この物語は「水」から始まった… » 続きを読む

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