影の境界線 -異世界干渉編- 55 -更なる亡命者
ケケイシの気がかりは、もう1つあった。
出会った頃には極わずかだった血の臭いが、リルフィーの体のどこかから強く漂ってきていることだ。出血の部位はおおよそ、わかっているけれど自分がそこを見るのは差し障りがあると感じており、治療できる医師に診てもらいたいのである。
血の臭いは徐々に強くなってきているのは確実で、寝かせたベッドの白いシーツに血が滲みだす。
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