影の境界線 - 異世界干渉編

45 -闇と消失

タイトル(全角15文字)

ここに本文を記述

影の境界線 -異世界干渉編- 45 -闇と消失

 魔素の高さを圧で感じる。
 空気が水みたいに纏わりつく。
 経験のない重さで動きが鈍るのを感じた。
 上からのし掛かるような重さに飲まれてはならない、と自分を鼓舞し軽快さを維持するのが精一杯。

 であれば……
 今できる最善の策は……

小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n6623ip/46/

カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023212598385317/episodes/16818093088124988567

スズリにてグッズ作成も始めました!https://suzuri.jp/RNS
月光国公式物販部の闇蟲のウデースタンダードTシャツ https://suzuri.jp/RNS/16850726/t-shirt/s/mixgray?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=item_detail_share

前へ ・ 次へ

-影の境界線 - 異世界干渉編
-,

執筆者:

関連記事

34 -反撃

 部屋中を埋め尽くす灼熱。  1人の無抵抗な者へ向けられた刃。  怒りと苛立ちで振り下ろされた高熱を帯びた大きな剣は、それを受け止めるに見合わない小さなナイフみたいなものが止めていた。  人を殺せるで …

55 -更なる亡命者

影の境界線 -異世界干渉編- 55 -更なる亡命者  ケケイシの気がかりは、もう1つあった。  出会った頃には極わずかだった血の臭いが、リルフィーの体のどこかから強く漂ってきていることだ。出血の部位は …

37 -神都での語らい

 戦意喪失している門番の生き残りを横目に門を通り、貧民街へ足を踏み入れた。  そこは予想していたより遥かに酷い街並みが広がっている。  建物はいつ倒れても不思議ではないボロ屋ばかり。  中には棒に布を …

02 -中身が無い

 バイトの合間、暇潰しに見ているテレビ番組から流れてきた。 「近年、中身の無い人が増えてきましたからね」  そう語っているこの霊能者は本物だな。  これは夏によくある心霊特集の一場面なんだけど、なかな …

40 -期待の子

「エスターゼ・ラニサプ様!!!」 「エスターゼ・ラニサプ様はおられますか?」  大声で主を呼ぶのは、ケプシャルと並んで王の次に地位ある者。 「大声を出すな、下品である」  主の部屋から苛立った声が返っ …

自動販売機の水

短編小説「ヨルノコエ投稿作品シリーズ」この物語は「水」から始まった… » 続きを読む

kazari

カテゴリー

kazari


お問い合わせ

お問合せ