影の境界線 - 異世界干渉編

43 -有翼の傀儡

影の境界線 -異世界干渉編- 43 -有翼の傀儡

 神の命令はどんな事柄にも勝る。
 言葉を疑いなく信じ命令を聞く。

 神以外の全ての存在は皆、そうして生きるべきなのだ。
 神によって与えられる身体への痛みは、最大の慈悲ギフトであり、そこからの死は罪が許された証拠。幸せに気付けず、治療をする愚か者は罪に見合った苦痛を与え、断罪せねばならない。

小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n6623ip/44/

カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023212598385317/episodes/16818093088008271263

前へ ・ 次へ

-影の境界線 - 異世界干渉編
-,

執筆者:

関連記事

02 -中身が無い

 バイトの合間、暇潰しに見ているテレビ番組から流れてきた。 「近年、中身の無い人が増えてきましたからね」  そう語っているこの霊能者は本物だな。  これは夏によくある心霊特集の一場面なんだけど、なかな …

37 -神都での語らい

 戦意喪失している門番の生き残りを横目に門を通り、貧民街へ足を踏み入れた。  そこは予想していたより遥かに酷い街並みが広がっている。  建物はいつ倒れても不思議ではないボロ屋ばかり。  中には棒に布を …

46 -真・陽炎天柱

影の境界線 -異世界干渉編- 46 -真・陽炎天柱 「信じる者と神との関係をここに結び……限界を越える限界をこの身に宿し……この地と神のご加護……」  ケプシャルの周りに熱が集まり、それが光を放ち始め …

49 -国王の手紙

影の境界線 -異世界干渉編- 49 -国王の手紙  月光国の王は、弱者ではなく強者。  悔しいが、自分では太刀打ちできないくらいの強さを、身をもって知ってしまった。  今更、気がついても時すでに遅し、 …

33 -来訪

 窓がガタガタと振動を始める。  普段は聞かない異質な轟音ごうおんが遠くから近づいてきたからだった。月光国の城は音の発生源からはまだ随分、離れている。そこからでも窓が震えるのだから相当、大きな音なのだ …

自動販売機の水

短編小説「ヨルノコエ投稿作品シリーズ」この物語は「水」から始まった… » 続きを読む

kazari

カテゴリー

kazari


お問い合わせ

お問合せ