影の境界線 - 異世界干渉編

44 -擬似恒星

影の境界線 -異世界干渉編- 44 -擬似恒星

「そんな近くで陽炎天柱ブレイズヘヴンを放てば、お前自身も無傷じゃすまないんじゃ……?」

 灼熱の柱の中からやれやれ、といった表情で歩いて出てきた。

「これ、タイボンとか言う処刑道具に似てんな」

 そんな軽口で相手に話しかけられるくらい、新月丸には余裕がある。

小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n6623ip/45/

カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023212598385317/episodes/16818093088069459234

スズリにてグッズ作成も始めました!https://suzuri.jp/RNS
月光国公式物販部の闇蟲のウデースタンダードTシャツ https://suzuri.jp/RNS/16850726/t-shirt/s/mixgray?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=item_detail_share

前へ ・ 次へ

-影の境界線 - 異世界干渉編
-,

執筆者:

関連記事

07 -異世界とは

 王に書簡の件を伝え、帰ってくるのを待っている。  私はその間、何度かそれを読み返した。  文章から不満がひしひしと伝わり紙は強い魔素を発し、それは威圧感を放つ。  王は彼方あちらの世界に関わっている …

48 -正体

影の境界線 -異世界干渉編- 48 -正体  ──新月様の力……この世界では魔力の強さを魔素値で示すっすね。  そう、前置きをして話し始める。  新月様は前に言っていたっす。 「自分が持つ魔素の限界ま …

50 -逃げ道の戦い

影の境界線 -異世界干渉編- 50 -逃げ道の戦い  自分だけなら、逃げるのも可能かもしれない。  戦うにしても、何も守らず戦いに集中できるのなら、どうとでもなりそうだ。  しかし、戦えない者を守りな …

15 -王の決断

「本当にあの国に関与なさるおつもりですか?」  嫌雪けんせつとのやりとりを話した所、クレアは昨日と同じく硬い口調で問いかけてきた。 「ん〜…とりあえず探りから入れてみようかなぁ」 「しかし、あの国の王 …

56 -エルネア帝国

影の境界線 -異世界干渉編- 56 -エルネア帝国  建国後、1200年ほど経過している大国で、新月丸とこの国の皇帝は友人としてとても仲がよい。日頃からお互い頻繁に行き来しており、それは両国の国民も広 …

自動販売機の水

短編小説「ヨルノコエ投稿作品シリーズ」この物語は「水」から始まった… » 続きを読む

kazari

カテゴリー

kazari


お問い合わせ

お問合せ