影の境界線 - 異世界干渉編

56 -エルネア帝国

影の境界線 -異世界干渉編- 56 -エルネア帝国

 建国後、1200年ほど経過している大国で、新月丸とこの国の皇帝は友人としてとても仲がよい。日頃からお互い頻繁に行き来しており、それは両国の国民も広く知っている周知の事実だ。

 2人ともコソコソとお忍びで行き来するわけではなく、堂々と行き来をしている。月光国の定食屋で並んで『大盛りダブルカツカレー』を食べている姿を目撃した者はけっこう、多い。

小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n6623ip/57/

カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023212598385317/episodes/16818093088791450563

スズリにてグッズ作成も始めました!https://suzuri.jp/RNS
月光国公式物販部の闇蟲のウデースタンダードTシャツ https://suzuri.jp/RNS/16850726/t-shirt/s/mixgray?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=item_detail_share

-影の境界線 - 異世界干渉編
-, , ,

執筆者:

関連記事

18 -物怪

 僕はいつからここに居るのだろう。  僕を可愛がってくれていた子はいつから帰ってこないのだろう。  この家の家族はどこに行っちゃったんだろう。  僕だけ残された家は暗くて静かで、とても寂しい。  怖い …

22 -亜人

草原が後ろに緑明るく見え始めた頃、風景は変わってくる。  草が減りやや湿気った土が剥き出しで石も多くなってきた。植物も少し生えているが草原にあるものとは異なり地面を這うように低い草がまばらにある程度。 …

25 -命喰魚

 ティールは気配を消し一瞬、追っ手の目をくらます。  ドラリンはその間に方向転換をしつつ、少しでも目的地へ進む。  これを何回、繰り返しただろうか。  大して時間は過ぎていないだろうけど、2人には永遠 …

09 -神の感情 王の意志

 緊張した表情でクレアが渡してきた手紙…いや、これは手紙と呼べる代物ではない。  自分はお前より遥かに高みに居る、という自信と力の強さからくる不遜さが滲み出ている命令書だ。  俺以外の者。クレアやタロ …

24 -追跡者

 書簡を携えたドラリンは真っ直ぐ、ハーララを目指す。  王より早く、それを届けるという任務を果たさなければならない。  いつも愛用している小さな鞄に大事な手紙を入れ落とさないようにした。  ドラリンは …

自動販売機の水

短編小説「ヨルノコエ投稿作品シリーズ」この物語は「水」から始まった… » 続きを読む

kazari

カテゴリー

kazari


お問い合わせ

お問合せ