影の境界線 - 異世界干渉編

42 -操り人形

影の境界線 -異世界干渉編- 42 -操り人形

 小声ではなく、大声でハッキリと通る声で詠唱の終章を口に出す。

「この地と神のご加護、永遠なる私の忠義と命を差し出す意志を汲み取り導き、燃やし尽くせ!!!」

 ケプシャルの得意魔法に発動効果増幅の詠唱を加え、新月丸の目の前で解き放った———

陽炎天柱ブレイズヘヴン!」

小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n6623ip/43/

カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023212598385317/episodes/16818093087942653999

前へ ・ 次へ

-影の境界線 - 異世界干渉編
-,

執筆者:

関連記事

22 -亜人

草原が後ろに緑明るく見え始めた頃、風景は変わってくる。  草が減りやや湿気った土が剥き出しで石も多くなってきた。植物も少し生えているが草原にあるものとは異なり地面を這うように低い草がまばらにある程度。 …

33 -来訪

 窓がガタガタと振動を始める。  普段は聞かない異質な轟音ごうおんが遠くから近づいてきたからだった。月光国の城は音の発生源からはまだ随分、離れている。そこからでも窓が震えるのだから相当、大きな音なのだ …

19 -街と旅立ち

 旅なんて久々だ。  いや…久々と言っても3年と少し前に旅をしていた。  その旅をしなければ、俺は今頃まだ王なんかしていなかっただろうなぁ…  今から向かうはハーゥルヘウアィ・ララ。  ハーララと短縮 …

40 -期待の子

「エスターゼ・ラニサプ様!!!」 「エスターゼ・ラニサプ様はおられますか?」  大声で主を呼ぶのは、ケプシャルと並んで王の次に地位ある者。 「大声を出すな、下品である」  主の部屋から苛立った声が返っ …

39 -虐殺と庭園

 キメラにされた者の無念を製作者であるケプシャルに刻みつけ、悲鳴を上げさせた広場にも大きな門が控えている。  分厚い壁は高くそびえ中央地区をぐるりと囲み、守りはとても厳重だ。そこにある門も、先に燃やし …

自動販売機の水

短編小説「ヨルノコエ投稿作品シリーズ」この物語は「水」から始まった… » 続きを読む

kazari

カテゴリー

kazari


お問い合わせ

お問合せ